専務 菅野聡のブログ
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耳にかけるタイプのEar Supporter(補聴器)には、耳穴にフィットさせるための耳栓が必要です。耳栓の種類は既製品とカスタムメイドの2種類あります。必ずしもカスタムメイドの耳栓が良いわけではありません。聴力やお耳の状態に合わせて適した耳栓をご提案しています。
本日お客様へお渡しさせていただいたEar Supporter(補聴器)は耳にかけるタイプ。メーカーから入荷後にカスタムメイドで製作した耳栓を検査したところ、肌触りの悪いザラザラした「ばり」を確認。時々発見するため、おそらくメーカーでは問題のない基準内なのだと思います。

※Ear Supporter(補聴器)のカスタムメイドの耳栓
青い丸印の中、光の反射が途切れている部分が問題の個所
肌に触れる部分の表面処理が甘すぎると皮膚を痛めるリスクがあるため、当店では入荷基準を高く設定しています。修正作業は研磨機器にてトリミング作業を行い、滑らかになるまで磨き上げます。

※作業BOX内で磨きます
「ばり」が取れると、気持ちの良い肌触りに変わりました。細かいことですが、快適性を高めるにはこのような点も大切と考えています。常日頃、気になったことは逐一メーカーの担当者へ改善要求をしているため、「またか…」と思われそうで嫌ですが、またお話ししてみたいと思います。


【 Ear Supporter 命名・題字:宇崎竜童氏 】
「Ear Supporterで音楽も会話も楽しもう。」
Ear Supporter(イヤーサポーター)とは補聴器に抵抗をお持ちの方のために宇崎竜童さんから贈られた新しい補聴器の名前です。
サッカー選手を応援するサポーターのようにあなたの聞こえにくいお耳を応援する補聴器を、イヤーサポーターと呼びます。
Ear Supporter\イヤーサポーターはヴァーナル・ブラザース株式会社の登録商標です。

8月11日(土)午後にPhonak社の新製品発表会に参加いたしました。終了後はメーカーの関係者や同業の諸先輩方とお酒をかわし情報交換。有意義な会合となりました。


今回の注目は新製品のPhonak nano(ナノ)。春にオーティコンから日本での発売が開始された超小型耳穴型補聴器と同じサイズのカテゴリー。今後補聴器業界のスタンダードになると思います。

選択制のワークショップでは、まずはアップグレードした補聴器調整ソフトの操作体験セミナーを受講しました。大きな変更点は無かったため、既に慣れたソフトでありスムーズに操作できました。

補聴器調整ソフトの練習用に使用した補聴器、Phonak Naida S CRT。撮影の角度が若干2名で異なりますが、装着する人の耳によって納まり具合が異なることはお分かりいただけると思います。私の耳では横からでしたら全く目立ちません。

選択制のワークショップとして、2つ目は顧客心理のコースを選択しました。お客様が聞き取りにくい状態の受け入れから補聴器を使用するまでの過程を、補聴器業界では○○ジャーニーと呼んでいます。フォナックでは「カスタマージャーニー」と呼んでいるようです。 すぐに自らの状況を受け入れて、補聴器を使用する行動に移れる方もいれば、そうでない方もいます。どちらかと言えば後者の方が多いと感じます。ではどのように我々がサポートに立ち会い、励まし、お客様の力になることが良いのか、そのヒントが○○ジャーニーにあります。普段の現場経験にて感じることを、このような座学にて整理することで、新たに発見することがあります。 <あとがき> ○○ジャーニーは以前からオーティコン社にて「エンドユーザージャーニー」という用語で、よく話を聞いてきました。先日同社にて開催された臨床心理士による講演や、今回のフォナック社のワークショップと合わせて、「心理」が補聴器業界で注目を浴びてきていることを感じました。 どうやったら「売れるか」ではなく、「お客様のことをまず考える→結果として補聴器の販売に至る」この流れが補聴器には大切だと私は考えます。当社に臨床心理士が在籍し、日頃からお客様との応対について根幹の部分から話合いを重ねていることも全てはこのためです。