研究レポート

フォナック スイス本社からお越しいただきました

記念撮影

東京ヒアリングケアセンターでは、メーカーとの意見交換会を定期的に行っています。

今月はスイスの補聴器メーカー「フォナック」の本社から、2名青山店にお越しになりました。スイスのフォナック社の製品はプロの要求に対応する細かな調整ができる点、とても信頼し気に入っています。フォナックの補聴器は熟知していますので、様々な形状の補聴器をお客様にご提案しています。

当日は日頃の現場の実情についてお話ししました。今後の開発の参考になることを願っています。

余談ですが、スイスと言えば私は直ぐに精巧な時計をイメージしますが、お二人曰く、 銀行も、チョコも…と、確かに色々とありました。どれも一級品で、ブランド力がありますね。

耳型の研究と補聴器

歯に銀歯などの詰め物をするとき、歯型を採りますよね。
補聴器(イヤーサポーター)も同じです。
補聴器を製作する時には 耳にしっかりフィットするように耳型を採ります。
この耳型の技術は奥が深く、ただ補聴器のフィット感を良くするだけでなく
形を作り変えることによって、聞こえ方まで変化させる効果もあります。

そんなことから、時々休日を合わせて行っている社長との「研究会」ですが
昨日は「耳型採取」を取り上げることにしました。

まずはシリコン材を適度に混ぜ合わせます。

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このシリコン材を注入器で耳の中に流し込みます。
シリコン材が固まるまで数分ですので素早い作業が必要となります。

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シリコン材が固まるまで数分お待ちください。

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数分後シリコン材が固まったあと耳から取り出して完了です。

下の写真は耳からシリコン材を取り外したところを撮影したものです。
白いスポンジはシリコンの浸入から鼓膜を保護するために事前に耳に詰めておきま す。

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補聴器のお客様と応対する中で発生する日頃の問題を出しあいながら、検証を重ねました。
この型取りは音でいうところの「hi-fi(ハイファイ)」のように、
忠実に耳の形を 採取することが目的です。

とても繊細な作業のため細心の注意が必要とされますので、
是非熟練した技術をもつ 当店にお任せください。

製作する製品に合わせて微妙に採取する方法が異なり、声のひびき感こもり感など
しっかりと耳にフィットしていないと不具合が起きます。
補聴器を使用して耳が痛い、入れにくいなどの問題を抱えていらっしゃる
補聴器ユーザーの方々には、耳の型を採り直すことをお薦めします。

補聴器講習会のアシスタントは無事終了

補聴器講習会の耳型採取キット

 

昨日の補聴器講習会での耳型採取アシスタントは事故無く、安全に終了しました。

採取方法や使用する機材、そして材料は人それぞれ異なるため、学科担当の講師(医師)のお考えと
、実技担当の私たち技能者のやり方は異なることがあります。
この差に配慮しつつ、安全かつ正確にこの危険な作業をサポートすることは社員教育とは異なり、
一段と緊張感が高まります。

今回は前回までの反省点を活かすことができましたので、
担当させていただいた3名の先生方は非常に綺麗な耳型を採取されていました。
講習に間に合うように初めての方でも採取しやすい機材を2セット用意できたことも、
きれいに採取できた要因だと思います。

次回はまた1年後。今回の反省点を踏まえ、更なる教育技術の向上に努めます。