専務 菅野聡のブログ
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昨日、テレビを見ていたところ、テレビ東京のカンブリア宮殿でOKストアが紹介されていました。OKストアにはオネスト(正直)カードという、商品の正確な情報を提供する制度があるそうです。
これは当店の経営理念と似通う部分だと思いました。
東京ヒアリングケアセンターでは「購入とサポート」のページで、下記のようにご案内しています。
「ご希望の製品に近い新製品の発表が事前に予測できる場合は、いち早くお報せし、発売までお待ちいただくこともございます。」
東京ヒアリングケアセンターでは以前からしていることです。
「補聴器を好き好んで身につける」という方は少ないものです。このようなことをお話しすれば、せっかく前向きに補聴器を付ける気になられたお客様の気持ちを削ぐことにもなりかねない。そしてお店にはご購入が先延ばしになることで、販売の機会を失うことにも繋がります。実際にそういう時もあります。良かれと思ってしたことが裏目にでることはとても辛いことです。ただ、新しい補聴器には、今できない問題が解決できているかもしれない。私は常にそう期待しています。
だからこそ、ご来店いただいたお客様には、お店にリスクがあっても最新の情報をお届けすることにしています。
最近このことに関連することがお客様との間でありましたので、また次回ご紹介したいと思います。

※写真:美術館内の庭園にて
視察結果をまとめましたので、研修レポートにて何回かに分けて掲載します。
現在、2つ掲載しています。
「デンマークの補聴器関連視察1」のバックに写っている赤い建物は
アンデルセンが生前暮らしていた家だそうです。
窓の下に白いプレートが付いている、2階の右から3番目がその部屋になります。

※写真:エリクスホルム研究センター入口
視察二日目に訪れたのは、補聴器メーカーのオーティコン社と同じグループに所属する研究機関、エリクスホルム研究センター。海外の大学や数百人にもなるボランティアの難聴者と連携しながら、補聴器の仕組みや理論の改良に取り組んでいます。オーティコン社で開発した補聴器の製品化テストも行っていますが、モニターの8割以上の賛同が得られた補聴器のみが製品となる、厳しい品質基準を設けています。
コペンハーゲンから離れた静かな森の中に位置し、研究のしやすい環境が整えられていました。

※写真右:1939年頃の補聴器
研究所は古いお城を増築したユニークな作りになっていて、デンマークの歴史や自然に溶け込むように建てられています。屋内ツアーでは、まず100年前の創業時から現在に至るまでの補聴器の歴史が分かる資料ブースへ。補聴器はここ数年でデザインがずいぶん良くなり、ほとんど目立たないサイズになりましたが、昔のものはとても大きく、使いにくかっただろうなぁと思いました。
他に、全く音が響かない無響音室や世界中から集められた聴覚や音響、心理学に関する書籍を収容した図書室などを案内してもらいました。

※写真右:研究所所長による講義
後半には研究所所長の講義を受けました。その中で特に印象的だったのが、難聴者のニーズを取り入れるために、たくさんの協力者(モニター)がいること。何十年も関わりの深い方は微妙な音の違いを説明する能力が高く、研究センターには貴重な存在だそうです。東京ヒアリングケアセンターでもモニターのご協力をお願いしておりますが、実際の声を生かしていくことの大切さを改めて学びました。
講義の最後に、日頃疑問に思っていた事を質問してみました。日本語と英語では聞こえ方に違いがあるため、それぞれの言語に特化した調整方法や理論が必要ではないかと聞いてみたところ、今後そうした研究も必要になってくるとおっしゃっていました。やはりマニュアル通りでは、お客様おひとりおひとりに合わせた補聴器に仕上げることは難しいため、使われる方の文化やライフスタイル、聞き取りの個人差をきめ細かく把握する当店の音作りの方向性に間違いがないことを再認識しました。