シニア世代のお客様事例
先日イヤーサポーター(補聴器)のメンテナンスに ご来店されたお客様に関するお話です。
15年前からのお客様で、品川大井町店から引き継ぎ 青山店にて現在も補聴器のフォローを担当させていただいています。
一度買い替えをされていますが、今回拝見したところ お耳に補聴器がしっかり入っていないご様子。 補聴器は耳にきちんと収まっていないと音の聞こえ方に 大きな差が生じる特徴があります。 写真ではちょっとした違いに見えますが これだけで聞き取りは変わってしまいます。 この点をしっかりとご説明しました。
お耳の皮膚が柔らかいため、お耳に補聴器を入れても 皮膚に押し戻されて、なかなかきちんと装着できません。 着けやすくするコツをお話し、数回練習いただいたところ 写真の通り上手に装着いただけるようになりました。
ご自宅に戻られてもきちんと装着できるように お客様専用の説明書をお作りし、お渡ししました。 写真による細かな説明も付け添えてあります。
今週の「ためしてがってん(NHK総合)」をご覧になりましたか?
今回は風邪やインフルエンザ対策として、水分補給の重要性を取り上げていました。 その中で補聴器や難聴にも関わる気になったことがありました。 「堅いものを食べなくなったり、話す機会が減ると、口の筋肉が衰える」そうです。
最悪なケースとして、番組では口の筋肉の衰えは誤えん性肺炎のリスクを上げることも指摘していました。
対策として番組の中では口のトレーニングを推奨していましたが、難聴の方であれば、補聴器(イヤーサポーター)を使うことも大切です。
難聴になると、聞き返しが増えてしまうことで、「話すのが面倒」 「何度も言い直してもらうのは、相手に悪い」と思い、会話の輪の中に入らなくなります。 集まりや外出自体避ける傾向もあります。 しかし、これでは口の筋肉の衰えをまねき、不健康になるばかり。
どんどん積極的に外出して人とふれあう当たり前のことを出来るようにすることが、結局は健康の維持に繋がるのだと、あらためて認識しました。
難聴で最近疎遠になってしまった方が周りにいらっしゃれば、ぜひ補聴器をお薦めしてあげてください。
東京ヒアリングケアセンター 青山店 菅野 聡
本日ご来店の80代男性との補聴器応対日誌を、フェイスブックに更新いたしました。
目立たない部分に東京ヒアリングケアセンターの一工夫を加えてオーダーした一台。
お客様に喜んでいただけて何よりです。
- 応対日誌の詳細は東京ヒアリングケアセンターの公式フェイスブックにて