シニア世代のお客様事例

70代男性との補聴器応対日誌

フェイスブックにて、本日ご来店された70代男性との応対日誌を更新しました。

フェイスブックに掲載している写真中央のベージュの製品がお客様のイヤーサポーター(補聴器)。
オーダーメイドで耳の穴に良くフィットする、どなたでもご存知の「補聴器」です。

耳型にただ部品を組み込んでいるのではなく、実はオーダーメイドという良さを活かして、
完成までにはメーカーのノウハウや、当店からの特別なオーダーを仕込んでいただき出来上がっています。

既に一度、快適性を高めるための作り直しをしていますが、
今回は更に音質向上のための修正を依頼したいと思います。
また明日もメーカーのご担当者に連絡し、ご相談に乗ってもらいます。

  • 応対日誌の詳細は東京ヒアリングケアセンター 公式フェイスブックページにて

http://www.facebook.com/tokyohearing

補聴器を使うまで40年

補聴器を使うまで40年。

これは私の伯父の話しです。親族が補聴器専門店を経営しているにも関わらずです。聴力を見るからには苦労したんじゃないかと思いました。…妻である伯母さんも。…おそらくお勤め時代の後輩の皆様も(その節はご迷惑をおかけしました)。

ただ、本人曰く「補聴器をつけてみたいという気持ちもあったが、補聴器は”老人のモノ”という強いイメージがあって抵抗があった」とのこと。私も何とかこのイメージを変えなければと思ってますので、この伯父の悩んでいた気持ちはよくわかりました。昔は性能も低く、サイズも大きかったですから、使う決心をするには今よりも更にハードルが高かったことでしょう。

この話、実は私の伯父に限ったことではありません。先日受けた、ある補聴器メーカーの研修では「補聴器を購入するまで平均7年の歳月がかかる」と発表していました。これは聞きにくいと自覚もしくは家族が気付いて、補聴器の情報を収集し、補聴器店に足を運び…。でも、本人が受け入れ出来ないと一旦検討をやめてしまう。この繰り返し…というものです。当店にも相談だけ、試聴までしてそれで終わりという方も時々いらっしゃいます。

口上手く話しをすれば「売る」ことは簡単ですが、使わなくなってしまう方も多くなりますから、俗に言う「セールストーク」は当店ではしません。

補聴器の受け入れが出来ていない方のやる気が少しでも上がるように、接客方法の見直しは常に欠かせませんね。