補聴器

隠れて外からは目立たないように、外した時も美しい造形で愛着がもてる補聴器、それがオーティコンの隠れる補聴器(IIC)アルタプロ・ネラプロ・リアプロです。
デンマークのオーティコン社から、目立たない耳穴型補聴器インティガミニCICが始めて発売されたのは、約2年半前のことです。

耳の穴からは黒いものが見えるだけ
(上画像:装着した耳とブラックのフェースプレート)。
外からは影のように見えるため、目立たないように耳に着けるには適切な補聴器でした。 写真は実際に装用したお客様の一例です。理想的なサイズに収まりました。ここまで間近で確認しても、隠れてますので補聴器を着けていることが全く分かりません。
ただし、発売当初は耳の穴のサイズに制限があり、お断りすることも。デモ用の製作を考えていた私も、「菅野さんの耳では残念ながら作れません」と、断られたほどです。

この二年間、私たちはメーカーに様々なデータを提供し、要望や改善をしてきました。(上画像:モデリング、画像はモザイクをかけています)
その甲斐もあり、今では柔軟に製作の相談ができるようになり、お客様からも大変喜ばれています。
そのインティガミニCICは今年の春に新しくなり性能がアップ。アルタプロ・ネラプロ・リアプロと、3種類にバリエーションも増えて、新しくできたIICという非常に小さいサイズに分類されています。
補聴器を隠したい、目立たせたくないというご要望にお応えする、オーティコン社のアルタプロ、ネラプロ、リアプロ。
私のお薦めの1つです。
先日イヤーサポーター(補聴器)のメンテナンスに ご来店されたお客様に関するお話です。
15年前からのお客様で、品川大井町店から引き継ぎ 青山店にて現在も補聴器のフォローを担当させていただいています。
一度買い替えをされていますが、今回拝見したところ お耳に補聴器がしっかり入っていないご様子。 補聴器は耳にきちんと収まっていないと音の聞こえ方に 大きな差が生じる特徴があります。 写真ではちょっとした違いに見えますが これだけで聞き取りは変わってしまいます。 この点をしっかりとご説明しました。

お耳の皮膚が柔らかいため、お耳に補聴器を入れても 皮膚に押し戻されて、なかなかきちんと装着できません。 着けやすくするコツをお話し、数回練習いただいたところ 写真の通り上手に装着いただけるようになりました。

ご自宅に戻られてもきちんと装着できるように お客様専用の説明書をお作りし、お渡ししました。 写真による細かな説明も付け添えてあります。

本日ご来店されたこのお客様はオーダーメイドの耳栓を耳かけ型のイヤーサポーター(補聴器)に取り付けてご使用されています。
耳かけ型のイヤーサポーター(補聴器)には、既製品の丸い耳栓の他、オーダーメイドの耳栓もあります。オーダーメイドの耳栓はシリコン材を耳に流し込んで、耳の型を採取して製作します。もちろん危なくないように、しっかり鼓膜を保護してから歯形を取るような感覚で耳の型を採ります。
この耳型から耳のサイズに合ったオーダーメイド耳栓を専門のメーカーで製作します。出来上がった耳栓をイヤーサポーター(補聴器)に取り付ければ完成。
本来であれば、ぴったりしたものが出来上がると思われますが、実は完成までに修正を加えるため実際に出来上がった時には、きつさ、緩さなどの違和感が起きることがあります。
今回のお客様の場合は左耳のみ、自声のくぐもりを感じられていました。耳のフィット感を拝見したところ、第一印象はジャストフィット。しかし、お客様の感覚ではちょうど良い位置は少し手前に引いた状態とのこと。お耳を注意深く拝見したところ、もう少しオーダーメイド耳栓の形を修正したほうがよいことが分かりました。
「この辺があたっている。」など、気になる部分を伺いながら、徐々にサイズ調整。何度か修正をしたところ、症状は大幅に改善しました。
「こんなもんかなと思っていた。連絡をもらって良かった。」との嬉しいお声をいただきました。現状でも上手にご使用されていましたが、専門店として更なるフィット感の追求を実現。
笑顔でお見送りできました。
もし補聴器で同じようなお悩みをお持ちでありましたら、是非ご相談ください。