アクティブ世代のお客様事例

補聴器を更にジャストフィットします

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こちらは耳の形に合わせて製作した小型耳あな型補聴器です。
赤い部分が耳の奥に入り、ベージュの面が表面になります。

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次にこちら、これはお客様のお耳に合わせて製作した補聴器です。
こちらも入れ方は上の補聴器と同じですが、2つを比べると
異様に長さの異なる部分がありますね。
それは取っ手です。耳から補聴器を取り外す時に使用します。
通常は一番上の補聴器のように持ちやすさを考慮した適切な
長さでメーカーから納品されます。

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しかし、右側の補聴器の取っ手はなぜ長いのか。
それは私が担当させていただくお客様の補聴器の取っ手は
一般的な長さよりも更にジャストフィットを追求しているためです。
必要な場合には、このように長めに出した状態でメーカーから
納品してもらっています。メーカーで調整された長さでは、
外から目立ちやすい長さになってしまうことが多いためです。

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ジャストフィットした補聴器が入った左耳です。
納品の際に、直接お耳に入れながら取っ手の長さを私が調整します。
ジャストフィットとは、お客様のご要望としっかり使い続けられる
バランスのとれた状態と考えます。
一見この角度では全く見えませんが、しっかり取っ手をつかんで
取り外すことができる長さに調整してあります。

当店のフェイスブックについて

東京ヒアリングケアセンターの公式フェイスブックページをご存知でしょうか。

フェイスブックではイヤーサポーター(補聴器)のご相談に日々応対させていただくお客様とのことを、
私が日誌形式で書き綴っています。
様々な年代のお客様が様々なお悩みを抱えてご来店されていることがお分かりいただけると思います。

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本日は昨日ご来店された30代男性との応対日誌を更新いたしました。

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補聴器を使うまで40年

補聴器を使うまで40年。

これは私の伯父の話しです。親族が補聴器専門店を経営しているにも関わらずです。聴力を見るからには苦労したんじゃないかと思いました。…妻である伯母さんも。…おそらくお勤め時代の後輩の皆様も(その節はご迷惑をおかけしました)。

ただ、本人曰く「補聴器をつけてみたいという気持ちもあったが、補聴器は”老人のモノ”という強いイメージがあって抵抗があった」とのこと。私も何とかこのイメージを変えなければと思ってますので、この伯父の悩んでいた気持ちはよくわかりました。昔は性能も低く、サイズも大きかったですから、使う決心をするには今よりも更にハードルが高かったことでしょう。

この話、実は私の伯父に限ったことではありません。先日受けた、ある補聴器メーカーの研修では「補聴器を購入するまで平均7年の歳月がかかる」と発表していました。これは聞きにくいと自覚もしくは家族が気付いて、補聴器の情報を収集し、補聴器店に足を運び…。でも、本人が受け入れ出来ないと一旦検討をやめてしまう。この繰り返し…というものです。当店にも相談だけ、試聴までしてそれで終わりという方も時々いらっしゃいます。

口上手く話しをすれば「売る」ことは簡単ですが、使わなくなってしまう方も多くなりますから、俗に言う「セールストーク」は当店ではしません。

補聴器の受け入れが出来ていない方のやる気が少しでも上がるように、接客方法の見直しは常に欠かせませんね。