専務 菅野聡のブログ

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頼られる仕事に、やりがいを感じる。

東京ヒアリングケアセンターの補聴器のお客様は、とても困って来店される方が多い。ほとんど「広告」というものをしていないため、なかなか簡単には、お店に辿り着きません。大体がご紹介によるものです。

今日のブログは、最近いただいた、この「ご紹介」に関するお話です。

今日お電話いただいたお客様からのご紹介

最初にお会いしたのは、もう8年以上前ではないかと思います。この方も、青山店開業前より担当させていただいているお客様からのご紹介でご来店されました。「奥様」繋がりのネットワークです。

このお客様から、本日電話が入ったのは資料を一式送ってほしいというものでした。「知り合いのご家族が補聴器を買ったものの、合わなくて外出しないようになってしまった。あなたの補聴器は調子良さそうだから、紹介してほしいと言われて…。」とのこと。少し遠方になるため、通うのは大変になることをお話しても、行きたいと仰られたそうで、まずは資料をお渡しするということになりました。

ある方には良い効果が出ても、別の方にも同じ効果が出るとは限らないのが、補聴器の難しいところ。でも、何らかの理由で、補聴器の効果を正しく感じられていなかっただけで、良い効果を得る可能性がある方が多くいることも事実。遠くても補聴器の相談に伺いたいと仰っていただいているこの方が、後者であることを願いつつ、万全の状態でご相談に臨みたいと思いました。

先週ご紹介いただいたお客様は、経済界で要職を務められた方。

以前にも、ビジネスマンであれば誰もが知る程の人をご紹介いただいたこともあります。今回もそのような方をご紹介いただくこととなりました。著名な方を担当させていただくことも多く、以前はそのこと自体に喜びを感じる時もありましたが、現在は著名な方を担当すること自体には、特段の喜びはありません。

それよりも、そのような方々は一流の仕事に普段から触れており、独自の物差しをお持ちです。紹介をする場合、万が一には相手に迷惑をかけることもあります。このため紹介をするに値すると判断しない限り、闇雲には紹介いただけるものではないと思っています。特に、補聴器のように効果が不確かな製品の場合には…。厳しい審美眼をお持ちの方に、「紹介するに値する相談先である」と、信頼をいただけていることに、今は喜びを感じます。

このような困っている方々の役に立つ仕事ができることに、とてつもなく、日々、やりがいを感じるのです。

今年一番の小型補聴器が完成

本日最後のお客様は超小型の耳穴型補聴器のフィッティング。結果は想定通りの仕上がりで今年一番の小型補聴器になりました。
このお客様には一度補聴器を納品済みでしたが、気になる点が数点あり、作り直しをさせていただくこととしました。「この機能を省くことで、もっと小型にしてほしい。」、「取っ手の位置は目立たないように、こちらの場所に…。」

メーカーの製作担当者には、きちんと状況を伝え、改善してほしいポイントを伝える。当たり前のことですが、修理依頼書という「一枚の紙」だけでは、お客様と接する技能者が感じとる「肌感覚」を製作担当者に伝えることはできません。特にギリギリの限界まで追い込んだものを作らなければならない時は…。

結果はこれ以上は不可能と断言できる、目立たなさに補聴器が仕上がりました。最後に店舗ならではの、私のフィッティングノウハウで二つの手間をかけ、更に完成度を高めて、納品完了。

なぜここまで手間暇をかけたかと言いますと、撮影にご使用されるお客様のため、目立つことはNGだからです。著名人を担当させていただく場合は、納品後はテレビ越しに見えるお耳を、ついつい観察してしまいます。今回は、全く撮影に影響が出ない仕上がりになっていると、確信できる補聴器になりました。お客様には営業時間外に、長時間お付き合いいただくことになりましたが、私個人としては大満足の結果となりました。

お客様に笑顔で喜んでもらえると、とても励みになります。

Just earイベントMHワンフェスを振り返って

JustearイベントMHワンフェス


試聴開始直前

昨日は、「MHワンフェス」というJust earイベントを青山店で初めて開催しました。青山店では久しぶりの大型イベント。MHワンフェスという名前は、Just earを象徴する究極の一品「音質調整モデルXJE-MH1(通称MH1)」に由来しています。MH1とは開発責任者が自らお客様からの要望を基に、対面で音決めをさせていただく究極のテイラーメイドなイヤホンです。

初開催となった今回のMHワンフェスでは、MH1をお持ちのJust earオーナー7名様にプレゼンターとなっていただき、開発責任者の松尾氏にオーダーした自らの音を、皆さんにも聞いていただこうというイベント。特に第1回となった昨日は、声優さんの声にフォーカスされた方々を中心にプレゼンターとなっていただきました。「この人の声が一番よく聞こえるように!」とオーダーされた、かなりピンポイントに特化したチューニングになっています。(注:MH1のお客様が皆様そのような特殊なオーダーをされているわけではありません)


プレゼンターの方々と試聴のお客様

自らオーダーした際のポイントなどを話していたのか、プレゼンターの皆さんがとても生き生きとしていたのが印象的でした。まるで開発者がイベントでブースに立って、お客様の質問に答えるかのようでした。また、一時は50名を超える人が青山店にいる状況となり、金のプレイヤーが誕生するきっかけとなった、青山店での、あのイベントを思い出しました。「この人のMH1を聴かせてもらって、MH1作りたくなりました。」というお声や、「こんなイベントやってほしい。」とのお声もいただきましたので、2回目のMHワンフェスも開催したいと思います。Twitter上でもプレゼンターの方々がとても喜ばれていたことが改めてよくわかりましたので、開催してとても良かったです。7名のプレゼンターの皆様、お疲れさまでした!

<追伸>
最後に、松尾さんが社内のOutstanding engineer awardという栄誉ある賞を受賞されたことを記念して、トークショーを開催しました。その際にプレゼントを隠しておいたのですが、差し上げたのはテイラーメイドの万年筆インク。先日荷物を整理していたところ、偶然開発当時の松尾さんの耳のシェルが見つかったため、それを持参し、万年筆メーカーであるセーラーのインクブレンダー石丸治氏に特注色をオーダーしました。

Just earのMH1と同じく、対面でお客様の望みにプロが答えるという仕組み。ちょっと薄すぎますね。などやり取りを重ねるのも、MH1らしい。そして、最後に色の名前を付けるのも同じくなので、事前に色々と検討をしました。今回は、桐箱も用意してメッセージの刻印を入れたのですが、なかなか、名前やメッセージを考えるのは大変。以前行っていましたJust earの刻印サービスにて、皆さんが悩まれていた理由が、とてもよくわかりました。