Just ear

ソニーストア名古屋に、Just earを語れる若きスタイリストを見つけた。

本日はソニーストア名古屋でのJust ear販売会。全国のソニーストアを巡る、夏のツアーが始まりました。

Just ear開発責任者であるソニーの松尾さんはすでに各ストアでのJust ear熱を上げるべく1か月前からトークショーを始めていたので、今回が折り返しになります。(松尾さん、まだまだ折り返し地点ですので、お身体お気をつけて!)

今回は耳型採取で応対させていただいたお客様とのトークにも力を入れることにした甲斐もあってか、特にカスタムIEMをお持ちの方や、知識の豊富なお客様からは、私の耳型採取時の応対について、とてもお喜びいただけた印象を持ちました。

Just earをきっかけに当店のことをお知りになったお客様には、当店は「Just earの販売と耳型採取をしている店」という認識が強いかなと、最近思う時がありました。そこで、本日のお客様には、「実はJust earに関わる前から多くのメーカーの耳型採取を担当していたんですよ…」、「他の国産メーカーの立ち上げにも関わっていたんですよ…」など、Just earが始まる以前の当店に関するお話もしました。この他、「Just earの耳型採取の専用器具の開発話」なども。

そんな中、営業終了後の終礼の際に、名古屋でJust earのことを任せられるJust ear愛にあふれる若きスタイリストさんが見つかりました。今日一日、Just earを担当いただいた、このスタイリストさんから、感動的な一言をいただけたこと、とても嬉しかったです。疲れが吹き飛びました。「松尾さんの音も素晴らしいのですが、実は菅野さんの耳型採取も素晴らしいのです。しかも耳型採取だけでなく…」。Just earの素晴らしさを皆さんに共有するためのリポートも作りたいとまで仰っていました。とてもお若いのに感心です。
なぜこんなにも熱く語れるのかという話は、また別の時にブログに書きます。

色々と関わっている業務があっても、一部の作業のみがクローズアップされてしまうことは、しばしばあります。しかし、きちんと全体を見てくれている人が近くにいると思うと、またやる気がみなぎってきますね。

明日から1週間青山店での業務に戻り、週末は次のツアー先であるソニーストア大阪へ移動します。
高いモチベーションを維持して、ツアーを乗り切りたいと思います。

本日はJust ear記念日

本日はJust earの発売を開始して、2周年の記念日。

「会社の牽引役となるブランドにする」、「そうなれば面白い」という昨日のMH1でのお客様とのやり取りは、今後のJust earを象徴する会話だったなと思いました。

当社が補聴器事業とは別にカスタムイヤホンの事業を始めたのは、青山店開業当時に耳周りのオーダーメイドビジネスとして興味を持ったのが最初ですが、実際に開始したのは、開発者をサポートしてあげたいという想いから。補聴器事業で困っている人を助けたいという想いがあり、その流れで始めました。プロの方々もイヤホンではお困りのことが分かり、そちらにも事業を増やしていき、最終的には松尾さんからオファーをいただき、現在のJust earの全面サポートに至っています。

本日のイベント開始前に、松尾さんから「今日で2周年ですね。」とお声をいただきスタッフ一同2年前を振り返りながら、色々と考えました。2年前は発売開始から8月の夏休みが来るまで、一日も休まずJust earの仕事ばかりしていたなぁ、フジヤエービックさんに賞をいただいた時は、受賞記念イベントとして松尾さんと一緒に店頭に立たせていただいたなぁ…などなど。これもやらねば、あれもやらねば…と、疲労困憊気味であった気がします。

本日は限定モデルのない、2年前の今日と同じ商品ラインナップ。

唯一刻印サービスのみが当時には無かったものです。中々、他のメーカーさんとはアプローチの仕方が違いますが、本日もJust earは長蛇の列が途切れなかったようで、皆さんから今も変わらず注目いただいていることを実感いたしました。まだまだ2年の若いブランドで、伸びしろが沢山あります。

刻印サービスは明日のイベントで終了となります。もし刻印をご希望の場合は、明日もヘッドフォン祭にてお待ちしておりますので、Just earブースでご相談ください。そして、「こういうものがほしいんですよ、松尾さん!」など、青山店の開発者トークショーでお声を出していただいたことで、開発者の商品化への後押しに繋げたように、直接ご意見を伝えていただければと思います。松尾さんも色々と構想を練られていると思います。メーカーの方々が多く参加されているので、その構想実現に繋がるように、ほしいものがございましたら、ぜひお声を!Just earは、ユーザーの声が開発元に届く風通しの良いブランドですから。

Just ear XJE-MH1の存在理由

テイラーメイドイヤホン、Just ear開発責任者の松尾さんと私についてのお話。

なぜ音質調整モデルのXJE-MH1を続けているのかというお客様との会話に、昨日松尾さんからこんなお話がありました。「一つのビジネスとしてだけでは、採算は合っていないかもしれません。私は設計の時間として来ているのです。」とのこと。要は一台の販売のためだけではなく、今後の開発のためにも来ているということ。すなわちこれは、店舗は「開発現場の最前線」という私の考えに完全にシンクロしたもの。松尾さんの口から、そのようなお話があり、感慨深いものがありました。

松尾さんは私を通して耳を知り、私は松尾さんを介して音を知る。二人とも「耳」と「音」について専門的な知識はあるものの、お客様一人ひとり異なる「音へのこだわり」に対して、店舗という開発現場で経験に磨きをかけ、自身の研究に生かしている。そういう私達の好循環な連携を通して、Just earは支えられており、XJE-MH1がJust earの聖地青山のみで今も展開している所以でもあるのです。

Just earのブランドを孤高の存在に高めるXJE-MH1。なかなか予約が取りにくい状況ではありますが、ご興味あればぜひご相談ください。