専務 菅野聡のブログ
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当初の思惑が、必ずしもそれだけに収まらないこと。Just earの面白い一面だと思っています。「Club sounds」と命名しつつも、実はクラブ系以外のジャンルにも結構対応している…このことは既にご承知の方が多い事実の一つですね。どこまでJust ear開発責任者の松尾氏が意図して用意した幅で、どこまでが思わぬ展開になっているのか…私も定かではありません。
今回のソニーストアでの展開のために、チューニングを再検討して音決めを施されたという「SO1(エスオーワン)」。「JAZZやクラシックといったアコースティックな音楽にフォーカスし…。」という松尾氏のご説明の真意は如何に…。
ぜひこの週末にでも、ソニーストア名古屋でSO1の音を聴いてみてください。
「このプレイヤーで聴いてみたら、この曲もアリでは!?」と、いう、何か隠れたメッセージが用意されているかもしれません。ゲームのプログラマーが裏技(イースターエッグ)を隠しておくかのように…。昨夜、名古屋からの帰りの新幹線にて、松尾さんと話していた会話から私が読み取った勝手なメッセージ。(完全に非公式ネタ)
そろそろ補聴器のことを書きたいなと思っていたのに、またJust earのことを書いてしまった…。

SNSなどでJust earはフィットが良いと評価される方が多いとのお声を耳にします。確かに、立ち上げ当初はtwitterなどのSNSでネガティブな評価があったものの、最近はほとんど目にしなくなりました。1年が経過してオーナーになられた方々の口コミ効果があるのかもしれません。頻繁にはチェックしていないので全ては把握していませんが…。
実はフィッティングの問題でお客様のJust earをメーカー送りにしたことは、まだありません。そもそも、修正のご依頼自体が稀なのですが、ご依頼があっても店舗で修正させてもらう対応で、ご満足頂いています。
ただし、完成品に手を加えるということは、手術で身体にメスを入れるのと同じ。処置したところは必ず痕が残る。そのため、できるだけ痕を小さくする方法を考えるために、お客様のJust earへ手を加える前に、まず自分のJust earに刃を入れることにしている。やりっぱなしで、きれいに整えていない部分もあり、私のJust earは満身創痍の状態…。削ったり、盛ったり、ピカピカになったり、曇っていたり…。(作業場に籠ってしばらく出てこない時は、こういう作業をしていたりします。)
でも、色々と手をかけているので、愛着を持てる良き相棒としてガシガシとハードに使用しています。お作りさせていただいたJust earが、お客様にとっても良き相棒になっていれば嬉しいです。
今日、4月29日はソニーエンジニアリングさんによるJust earの販売開始1周年。
ソニーエンジニアリングさんと東京ヒアリングケアセンターによる、と言っても怒られないかなと思う程に、発売前の開発段階から、サポートさせていただき、今日の日を迎えました。
Just earの耳型採取は世界中のどのフィッティングのスペシャリストであっても、未知なる領域。そのため常に自分の能力のフルパワーを超える領域で毎回作業にあたってきたため、普通の事業が1周年を迎えたのとはかなり意味合いが違う喜びを味わえるものと思っていました。1周年といえば子供で言えば1歳。とても嬉しくお祝いを盛大にしてしまう日ですので。
でも、なぜか、全くとは言わないまでも誰か著名人の誕生日が如く、他人事の意識が、今日はありました。お世辞でも祝辞の言葉や感情が出てくるものかと思いましたが、全く出ない…。
でも、完成品についてお礼のお言葉をいただいたお客様へのメールには、かなり想いを込めた文章がいつになく自然と湧いて出てきました。想いが溢れすぎて言葉に表現できないだけなのか、目標が高く、現時点は通過点として祝うべきではないと無意識に思っているのか…理由は自分でもわかりません。
複雑な1周年ではありますが、本日のJust ear1周年記念モデル「Goddess Bless You」をJust earを愛用されているオーナーさんから2台目としてオーダーいただけたこと、これは格別の嬉しさがありました。
まずは、明日のヘッドホン祭2日目も全力投球し、少しずつ1周年の美酒を味わいたいと思います。