専務 菅野聡のブログ

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補聴器には仕事の現役年数を延ばす役割がある

今日は補聴器のお話。本日応対したお客様のこと。

「補聴器を使っても、どうしても聞き取りにくい場面があり、仕事を引退するか悩んでいる。」とのお話を先日伺いました。お悩みが重大であったため、聴力の測定から見直し、様々な調整を行い、これぐらいで大丈夫という評価をしてから、お帰りいただきました。1週間経過して本日お会いしたところ、かなり改善されたとのこと。音を強くしたことで、ハウリングが起きやすくなってしまったことが分かり、音を下げずに音漏れを抑制する当店独自のフィッティング調整を実施。これで問題が解決するものと確信し、おかえりいただきました。Just earなどにも応用している技術です。

リタイヤされている方々もいらっしゃるご年齢ではあるものの、その道では第一線で活躍されておられる著名な方。もしかするとそんな方だからこそ、引き際をお考えになられたのかもしれません。このような場面に遭遇すると、ただ聞こえにくいということが、どれほど人生に影響を及ぼすのか、毎回考えさせられます。
おこがましく映るかもしれませんが、それらのお悩みに対して、自分の腕でどこまで救うことができるのかと、日々限界を設けず挑戦し続けています。使命感のある重要な仕事です。

今日はJust earに春一番が吹いた日

本日のブログはJust earのお話。

Just earはもうすぐ3年目の春を迎えようとしています。昨日の強い風は春二番と言われましたが、今日はJust earにとっては春一番とも思える、すごい強風が吹き付けました。もちろん、向かい風ではなく、暖かく心地よい追い風の強風です。

まだまだ1歳と8か月のJust ear。育てなければいけないこと、守ってあげなければいけないこと、色々と色々と…あります。

でも今日の吉報はJust earが2歳になってから、きっと大きくグーンと成長をしていくきっかけになるだろうな。そんな予感を得ました。暖かく見守ってほしく、とりあえず漠然とした状態のままですが、嬉しい気持ちのみご報告です。たまたまMH1の音質調整でJustear開発責任者の松尾さんもその場にいらっしゃいました。今日時点でこの吉報は私と松尾さんのみが知る、秘密のお話。松尾さんもきっと感極まったのでは…と思いました。生みの苦しみと育ての苦しみ、私もその一部を共有してはいますが、それ以上に多くの苦難があったと思うので。

私がJust earで大きく貢献できるところは、Just earを価値あるブランドに育てるための乳母的役割と、その土台にあるフィッティング精度の評価。フィッティングが良くなければ、何もかもが実現しないテイラーメイド商品には欠かせない仕事とはいえ、どんなに頑張っても日の目を見ることがない、黒子的仕事…。
でも日を浴びる松尾さんを始めとしたJust earのメーカーさんから評価が得られれば、それでOK、と最近思うようにもなりました。
また明日から頑張れる活力をいただいた、そんな一日になりました。

補聴器の電源について顧客と語り合う

補聴器は電池で動いています。基本的に使い捨ての電池を使用します。バッテリー内蔵タイプの補聴器もありますが、まだまだ少数派。本日、補聴器の音の調整を行っている最中に、補聴器は電源によって聞き取りにわずかな違いが起きることが分かりました。様々な角度から検証をした結果、確かに違うかも…という事実に行きついたのです。

マニアックなオーディオの世界に関わる前であったら「そんなことはない。」と思っていたかもしれない。でも今は、オーディオの電源は、乾電池が良い人、ソーラーが良い人、My電柱を建てる人…など、とてもこだわりのあるオーディオマニアがJust earの周りにはたくさんいらっしゃる。そんな方々と密に触れ合っているため、「確かにあり得る。」「難聴の補正がしにくくなるため作業は面倒になるけれど、ありえたら楽しいかもしれない。」とまで、思ってしまうようになってしまっている自分に気づきました。

困難なことに可能性を追い求める性分。ワークライフバランスを考えねばと思いながらも、根っからの探求心に火が付くテーマを見つけてしまい…、また研究課題が増えてしまいました。今夜も終電になってしまいそうです。