専務 菅野聡のブログ

コロナ禍に思うこと

不安や不満そして疑問など、なかなかもどかしい日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。高齢期のお客様が中心となる補聴器業務を生業とする専門店を運営する者として、なかなか色々と考えることが多い日々を過ごしております。

今年の大河ドラマの主人公は渋沢栄一。当社の渋谷の店舗がある商業施設は東急プラザになりますが、その東急の祖となる会社の創立に関わっていたのも、この渋沢栄一。明治期に数百もの企業の立上げに関わった渋沢は著書の中で「社会とは、そもそも矛盾しているものであり、正論を主張しすぎると、簡単に壊れてしまう」ということを述べているそうです。今のコロナ禍では、正論を主張したくなることばかりですが、渋沢のこの言葉に当てはめれば、それはそれで社会を壊しかねない…本日から一部の百貨店や商業施設が営業拡大に動かざるを得なかったことは、まさにこのようなことが当てはまるのかもしれません。個人個人のレベルで、どうすべきなのかを真剣に考えて行動することが、必要ですね。

青山本店は路面店であるため、本日より営業を再開いたしましたが、今現在の私個人の行動指針としては、無理をしすぎず、考えすぎず、余力をもつこと。その余力を研究の時間や次の準備に当てる。悲観も楽観もせず、立場の異なる人とは議論はしても対立はせず、コロナの先にある社会のみを、ただ見据えて、実直に行動する。自分には、これしかないかなと思っています。

外出の自粛はとても大切なことですが、しすぎてしまうと精神的にも認知機能にも、影響があります。コロナのことも考えつつ、適度な運動やコミュニケーションの時間もとるようにしてください。日光浴をして、体内でビタミンDを生成することも、実はとても大切。窓辺で5~15分程度でも日光浴をされることでもよいそうです(今お世話になっている医学研究者のお医者さんより教わりました)。

最後に1つだけ、このブログを読んでいただいた方へのプレゼントがあります。
この休業期間中に、散歩をしていたところ、公園で四つ葉のクローバーを見つけました。四つ葉のクローバー、見たことがありますか。私は初めてでした。良かったら、下の中から、探してみてください。