専務 菅野聡のブログ

「本気めんどぐさ仕込み。」ってJust earのこと!?

Just earオーナーのお一人である、糸井重里さん。
初めてお会いした日の帰り際、お土産にいただいたジャムの瓶のラベルに笑ってしまいました。

「本気めんどくさ仕込み。」と書かれている…。

まるでJust earじゃないか!!
糸井さんならではの、おもてなしだったのか、たまたまだったのか…たぶん後者ですよね。どちらにしても、おひとりお一人全ての耳に本気モード120%超えで耳型採取に望むJust earへの私の関わり方。はっきり言って、ありえない程のめんどくささといったら、カスタムIEMでJust earの右に出るものはない。確実に世界一めんどくさい仕込みによって作られている。間違いない。

残念ながらこのジャム、(家族が先に召し上がっており…ほとんど全部)最後の一口しか食べられなかったものの、ゴロッとまるごと果実が入っていて、今まで味わったことのない美味しいジャムでした。ジャムに詳しくないこと、あまりジャムを食べないこと、最後の一口しか残ってなかったことなどなどが拍車を掛けたのか、とにかく驚きの美味。Just earへの評価として、お土産にくださったのか、たまたまの偶然だったのかはわからないけれど、なんとなく「めんどくさ仕込み認定証」をいただいたように勝手に感じた瞬間でした。

先日のお客様からのお声で、このJust ear的めんどくさ仕込みの価値は、分かる方にはわかってもらってるんだなと、思いました。この複雑極まりないJust earの耳型採取の話を聞き、そのお客様は「ここしかないと思った」…と思われたそうです。どこでもなんでも手に入る時代に、わざわざ東京の青山まで来ないと買えないとは、買う側のお客様も「めんどくさ」ですね。でも、作り手と買い手、双方が時間と労力をかけなければ手に入れることができないなんて、自分で言うのもなんですが、結構魅力的ではないでしょうか。

「ここにしかない。」忙しくしていると気づきませんが、日本で世界で、今現在私しかJust earの耳型は採取できない。すごい立場にいるんだなぁと、ふと思う。今後海外に出ていく時には弟子をとるのか、はたまた「めんどくさ仕込み認定証」らしきものを発行するのか…こうご期待(何も決めてませんが)。

<追伸>
ちなみに、この本気めんどくさ仕込みのほぼ日のジャム、2016年もの(おらがジャム・あんず)が発売開始されたようです。さっそく妻にコレとコレ注文しといてねと、伝言メールを送信してしまいました。
是非皆さんもご賞味あれ!!

▼ほぼ日のジャムのお店。(他のWebサイトに移行します)
http://www.1101.com/store/oragajam/