専務 菅野聡のブログ

補聴器の故障判断! 新品電池なのに音が出ない!?・・・・その前に!

イヤーサポーター(補聴器)は空気電池という電池で動いています。この電池は空気を吸って発電します。
新しく使用する時は空気の取り込み口に貼ってあるシールを剥がし使用します。

先日、ご来店されたお客様でこんなハプニングがありました。
修理品の受け取りにご来店されたお客様。お持ちの電池パックから1粒電池を出して早速シールを剥がして使用されました。
でも、修理から戻ってきたイヤーサポーター(補聴器)なのに、音が出ません。

皆さん、同じようなご経験ありませんか?
「はい。」とお答えの方は、電池からシールを剥がしたら1分程度使用せず、電池をそっとしておいてください。

実は空気電池が安定して発電するためには、シールを剥がした初回だけ十分に空気に触れさせてから、使用する必要があるのです。すぐに使用しても使えることもありますが、もし、新品の電池にしてもイヤーサポーター(補聴器)から音が出ない時は、このワンポイントアドバイスを思い出してください。