専務 菅野聡のブログ

桜への想い

東北地方の桜の切手

※画像:10年前に印刷された東北地方の桜が描かれた切手(画像は秋田県の桜)

今日であの大震災から一月になり一つの節目の日となるはずですが、また大きな余震。皆様どのような気持ちでお過ごしでしょうか。
東京ヒアリングケアセンターでは震災後からお客様にお送りするお便りには、東北地方の桜のイラストが描かれた切手を使っています。当店のお客様に何か伝わるものがあればと思い、特別に選定しました。

東京では先週から桜が満開になり、私は娘と自宅近所を散歩して桜を見て回りましたが、桜を見るとなぜでしょうか、心が落ち着きます。幼い頃から、新しい門出を桜とともに迎えてきたからでしょうか。出会いと別れを連想するためでしょうか、他の春の花を見る時とは別の気持ちを抱きます。
当社の非常勤の臨床心理士と話したところ、現在震災に関わる仕事が増えているそうです。
被災された方々が自らの心を整理するには時間がかかるものと思います。専門家の支援を受けたとしても容易なことではないでしょう。ただ、日本の春を象徴する「桜」が早く満開になり、被災された方々の心を少しでも癒してくれることを願います。